“xxx”は、中国茶専門店「楼蘭」の通信販売でどうぞ。

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【楼蘭通信】創刊号 2002/ 3/ 6 発行
次の号

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┃【楼蘭通信】創刊号 2002/ 3/ 6 発行
┃ 〜中国茶専門店「楼蘭」から中国茶や中国文化に関する情報をお届けします〜
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 ※当メールマガジンの配信停止は→ <http://www.rouran.net/mag/>

───▼ 目 次 ─────────────────────────────
【1】メールマガジン創刊のご挨拶
【2】新着情報 〜楼蘭からのお知らせ〜
 ◆中国語教室受講生募集!
 ◆甜茶・羅布麻茶を大幅値下げ!
【3】中国茶雑学コラム 〜世界中のお茶のルーツはすべて中国にあった〜
【4】中国茶ランキング 〜楼蘭で人気の銘柄はコレ!〜
【編集後記】
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【1】メールマガジン創刊のご挨拶
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 皆様、こんにちは。中国茶専門店「楼蘭」スタッフの青木です。

 私たちが北海道・札幌にカフェスタイルの店をオープンしたのが、一昨年(2000年)
の10月。以来、お店に来られるお客さんや、TVや雑誌の取材で来られるメディアの
方々や、外でいろいろな方と会うたびに、“まだ知られざる中国茶”の説明をして
きました。

 ──中国茶って烏龍茶だけじゃないんですよ。実は、中国では、緑茶が一番よく
  飲まれているんです。
 ──中国茶って急須を使ってお湯をかけたり、難しそうなイメージがあるけど、
  もっと日常的に気軽に楽しめる飲み物なんですよ。
 ──中国茶って日本茶と違って、お湯を注いで何回でも飲めるのが特徴なんです。
 ──中国茶って何千もの種類があって、全部、香りや味わいが違うんです

 昨年中には、地元のFMラジオ局に出たり、デパートのイベント売り場に立ったり
市内の区民センターを借りたりして、中国茶について紹介をしたこともありました。

 折りしも、この2年ほど札幌では中国茶がブーム(と一応、言われている)。少し
ずつですが、中国茶の魅力を感じてくれている方が着実に増えてきているようです。

 また、お店と同時に開設したウェブサイトも、順調にアクセスが増えて、当初の
目標である1日100アクセスにほぼ到達。北海道外のお客様からも、ほぼ毎日、お問
い合わせのメールや通信販売のご注文もいただけるようになってきました。
(サイトを見た方で、本州や九州などの遠方から、出張や旅行のついでに札幌の店に
寄ってくださる方も、たまにいらっしゃって、すごく嬉しい♪)

  *  *  *

 今回、私たちは、このメールマガジンを通じて、お店からの一方的な情報だけでは
なく、中国茶・中国文化についての楽しい情報を広く発信していこうと考えています。
札幌の店に来てくださっている皆様はもちろん、遠く東京から九州から、通信販売で
利用してくださっている皆様にも楽しんでいただけるメルマガにするつもりです。

 中国茶・中国文化に関するご質問は、楼蘭スタッフ<staff@rouran.net>までお気軽
にお寄せください。私たちで分かれば、即座に、(もし、分からなければ、中国現地
スタッフと共同で調べてでも)お答えします。

 ……というわけで、楽しいメルマガにしていきたいと思いますので、今後ともよろ
しくお付き合いのほど、お願いします♪
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【2】新着情報 〜楼蘭からのお知らせ〜
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 ◆中国語教室・受講者募集!
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  3月の中国語教室・土曜日コースを新規開講にあたって受講者を募集します!
  札幌市近郊に在住の方はぜひどうぞ♪

  ┌─ 概要 ─────────────────────────
  │・中国語学習の経験がまったくない初心者の方でもOK
  │・開講: 2002年3月9日より
  │・毎週土曜日 夜7時〜(2時間程度) 6ヶ月間を予定
  │・場所: 楼蘭店内
  │・講師: 李強(当店スタッフ、中華人民共和国上海市生まれ)
  │・レッスン料:1回2000円(中国茶付き)
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  ▼受講お申し込み・お問い合わせは、以下のページの送信フォームよりどうぞ。
   <http://www.rouran.net/chinese/>

 ◆甜茶・羅布麻茶を大幅値下げ!
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  話題の甜茶(てんちゃ)・羅布麻茶(らふまちゃ)
  大量入荷につき、一斉値下げします!

  それぞれ50g単位で、
   ・甜茶   旧価格2000円→新価格1500円
   ・羅布麻茶    2500円→   1500円

  にて、ご提供します。

  ▼もちろん、【通信販売】(全国一律送料300円、後払い可能)も承ります。
   まずは、<staff@rouran.net>までご連絡ください。

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【3】中国茶雑学コラム 〜世界中のお茶のルーツはすべて中国にあった(前編)〜
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 みなさんは、「お茶」というと、どんなお茶を思い浮かべますか? 一般的には、
「紅茶」や「日本茶」、そして、もちろん「中国茶」というところでしょうか?

 しかし、イギリスを中心に世界中で飲まれている「紅茶」も、日本で飲まれている
「日本茶」も、元をたどれば、すべて中国から伝わったものなのです。それどころか
世界中で飲まれている、あらゆる「お茶」は、すべて中国がルーツと言ってもいい
くらいなのです。

 「紅茶」も「日本茶」も「中国茶」も、原料としている植物は同一のもので、違い
はその製法ということは、当メルマガの読者ならば、すでにご存じですね。
(えっ?知らなかった? そう言う方はサイトの「中国茶Q&A」
<http://www.rouran.net/faq.html>をご覧ください。)

 茶の樹(ツバキ科のカメリア・シネンシスという植物)は、中国のある記録による
と、紀元前2700年ごろには、発見されていたといいます。つまり、中国でのお茶の歴
史は、4千年以上あると言えるわけです。

 3世紀の後半頃から中国では茶の樹の栽培がさかんになり、六朝時代には漢民族の
間に喫茶の風習が定着していました。唐の時代には、当時の物々交換経済に「塩」と
ともに「茶」が珍重され、外国に広まるようになりました。

 日本へのお茶の伝来は、まず、中国産の茶葉が奈良時代に仏教とともに伝えられ、
鎌倉時代には栄西禅師が中国留学後に茶の樹の種子を持ちかえったという記録があり
ます。室町時代には、すでに一般庶民が抹茶を楽しむようになったそうです。

 また、ヨーロッパへ中国のお茶が輸入されるようになったのは、ヨーロッパ諸国が
本格的に東方貿易を始めた16〜17世紀ごろといわれています。その頃のお茶は、
紅茶でなく、まだ緑茶・青茶(烏龍茶)が主流でした。

 18世紀には、イギリスの中国茶輸入量は大幅に増加し(イギリスは茶の代金をア
ヘンで払いはじめ、そのことがアヘン戦争の発端となった)、18世紀終わりごろか
ら、中国では輸出用の主力製品として、紅茶を本格的に生産し始め、紅茶が主流と
なっていきました。
 19世紀に入り、イギリスでは、自国の植民地インドで紅茶の生産を始めるように
なりました。

 つまり、「中国でのお茶の歴史は、4千年以上ある」と言うならば、日本でのお茶
の歴史も、千数百年あると言えます。

 それらに比べたら、イギリスを中心としたヨーロッパの紅茶の歴史は、300年〜400
年くらいという、比較的“最近”の出来事なのです。
                                (つづく)

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【4】中国茶ランキング 〜今、人気の銘柄はコレ!(「中国茶投票」編)〜
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 楼蘭ウェブサイトでは、楼蘭レギュラーメニューの20種類の中国茶銘柄で人気投票
を行なっています。
 特に、楼蘭での商品に限らず、「他の店で飲んだことがある」「飲んだことはない
けど飲んでみたい」という理由でもOKという投票なので、中国茶に興味のある全国
の皆様から、多数の投票をいただいています。

 ▼中国茶投票
   <http://www.rouran.net/vote/vote.cgi>
  → 投票された方から抽選で毎月3名様に、投票された茶葉30gをプレゼント!


 ここでは、その「中国茶投票」から人気ベスト3の銘柄と、皆さんのコメントを
ご紹介します。

┏━ 第3位 桂花烏龍グイファウーロン(花茶) 141票 ━━━━━━━━━━
┃ 
┃ ◆きんもくせいの香りが体を包み込むように立ち上って....、味も飲みやすくて
┃ かなり好みですね。(長野県・ユウ様)
┃
┃ ◆以前台湾の方に頂いて始めて飲んで以来、私の中ではNO.1です!香りがとても
┃ 良くリラックスでき、何杯飲んでも飽きません。(東京都・yabuko様)
┃
┃ ◆以前しばらく会ってなかった友達と中国茶のお店に行ったとき、これを飲みま
┃ した。すごくおいしくて、それ以来中国茶に目覚めてはまってしまいました。
┃ 思い出の一品です。(東京都・ヤムチャ様)
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━ 第2位 凍頂烏龍ドンディンウーロン(青茶) 180票 ━━━━━━━━━━
┃
┃ ◆中国茶のお茶そのものの、イメージがくつがえされた、衝撃が有りました。
┃ (大分県・JUNPE様)
┃
┃ ◆青茶の中でも、一番味がやわらかくのみやすいのでく自分にあった味であり、
┃ 今もよく飲んでいる。(神奈川県・高野美彦様)
┃
┃ ◆台湾に旅行した時に現地で試飲させてもらい、その爽やかで飽きのこない味と
┃ 深い香りに魅せられてしまいました。ずっとどこで売っているのか探していまし
┃ たが、凍頂ウーロンという名前を知ったのはつい最近のことです。(東京都・
┃ わたママ様)
┃
┃ ◆このウーロン茶は一度入れると5回ぐらいは使えるので便利で良いですね。
┃ そして味がなんといっても深い!! そして、一度このお茶にはまると市販され
┃ ている缶やペットボトルのウーロン茶は飲めなくなります!(宮城県・
┃ さけん様)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━ 第1位 普{シ耳}茶プーアルチャア(黒茶) 395票 ━━━━━━━━━━
┃
┃                 注: {シ耳}は、さんずいに耳という字
┃
┃ ◆やっぱり王道のプーアル茶。ちょっとくせのある感じが好き!(神奈川県・
┃ NUTZ様)
┃
┃ ◆ズバリ!!私が毎日食事と共に飲んでいるお茶です。プーアル茶の味が好き
┃ なんです。渋みが少ないので飲みやすいからです。もともと胃腸が弱いので
┃ 胃での消化が人よりも弱いのでこれを飲むと食後胃がスッキリしてすごく調子
┃ がいいんです。(埼玉県・あびっくすめぐ様)
┃
┃ ◆会社で先輩からもらってすごくおいしかった。ダイエットにもいいし、体の
┃ 調子が良くなったきがする。また飲みつづけたいなと思ったから。(栃木県・
┃ ゆかちん様)
┃
┃ ◆健康に良い。コレステロールに効果(鹿児島県・菊川光雄様)
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 投票数は、昨年6月からの累計ですが、「普{シ耳}茶プーアルチャア」がダントツ
の1位! やっぱり「プーアール茶」という知名度と、ダイエット効果がありそう、
という評判が大きい投票理由となったようです。

 「普{シ耳}茶プーアルチャア」というのは、皆さんご存じのとおり、菌を作用させ
て発酵させた黒茶の一種。製造後、長い年月寝かせて熟成させる、まるでワインの
ようなお茶です。
 一般的に、寝かせる年月が長ければ長いほど、味は深みを増し、しかも、まろやか
になります。(私たちの扱っている「普{シ耳}茶プーアルチャア」は、5年以上熟成
させたものです。)

 でも、面白いことに、私たちの店での喫茶の注文数や、サイトからの通販の注文数
から言えば、「普{シ耳}茶プーアルチャア」というのは、それほど多く注文のある
銘柄ではありません。
 好きな方は、本当に好き……。どちらかというと、中国茶に飲みなれた通(つう)
好みの銘柄という気がします。

 さて、次号のメルマガでは、店での喫茶の注文数や、サイトからの通販の注文数に
よる「中国茶ランキング」を発表します。お楽しみに!

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【編集後記】
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 このメルマガの当初の発刊予定は1月中旬でした。それが2月に延び、ついには
3月になってしまいました(メルマガ発刊前に、楼蘭ウェブサイトで読者の「先行
登録」を受け付けたのですが、登録された皆様には、ゴメンナサイm(..)mです)。

 うかうかとメルマガの発刊が遅れてしまっている間に、季節は、ゆっくりと春に
向かって変わりつつあるようです。ここ札幌でも、暖かい日になったり、かと思うと
ぐっと冷え込み雪が降ったり……という天気。

 今は、季節の変わり目というだけでなく、3月は何かと忙しくなり、体調を崩し
やすい時期。こういう時期こそ、ときには、ゆったり、リラックスする時間をご自分
で取られてはいかがでしょうか? もちろん、お茶を飲みながら(^。^)/
                                  (あ)

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【発行元】中国茶専門店「楼蘭(ろうらん)」
 北海道札幌市豊平区豊平4条10丁目2-20 第71松井ビル1F 〒062-0904
 TEL/FAX:011-837-5388 11:30〜19:00 月曜休
 ウェブサイト:<http://www.rouran.net>
【発行周期】不定期(月1〜2回を目標)
【編集担当】青木哲也(「楼蘭」スタッフ)
【お問い合わせ】<staff@rouran.net>
 当メールマガジンや「楼蘭」へのお問い合わせ・メッセージ、中国茶についての
 ご質問など、何でも大歓迎です! 上記アドレス宛てにお気軽にどうぞ♪
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